2022年07月12日

空き家を放置すると隣家に迷惑がかかる?

香里不動産は積極的に空き家問題に取り組んでおり、空き家のご相談を多数くいただいておりますが、なぜ空き家が社会問題にまでなるほど近年増え続けているのでしょうか?
まず、空き家になる原因の多くはこのような理由です。

・「相続したけど住まない」
・「思い出があり売ることに踏み切れない」
・「所有者不明の空き家」
・「貸したいけど、借り手が見つからない」

このように相続されている家が空き家になることが多く、相続後に放置されていることが原因の1位です。
今後は高齢化社会や核家族化によりさらに空き家は増え続けるというデータもございます。

そこでなぜ空き家が問題となり、空き家を減らすように政策が策定されているのでしょうか?
空き家はそのまま放置しておくと、不法侵入や放火などの犯罪に巻き込まれる可能性や害虫被害があるからです。

以前ご相談を頂いた空き家問題にこのような事例がございます。
「数年前から廊下を歩くとギシギシと音が聞こえるので専門業者さんに見てもらうと、シロアリによる床下の柱に被害があり、すぐさま補修や害虫駆除、防蟻工事を行なったのですが、数年経つとまたシロアリによる被害が続きました。原因は隣にある空き家にシロアリが繁殖しておりそこからシロアリが流れているようです」
こちらのお客様の場合、完全に防ぐには300万円もの工事費がかかりました。
火災や防犯以外にも、目には見えないところで被害が発生していることもあることに、驚いたことを覚えています。

平成30年現在の、枚方市の空き家数は約23,560戸・寝屋川市の空き家数は約17,200戸あり、当社はこの空き家の数を少しでも減らすことで、綺麗な街づくりを目指しております。

空き家でも定期的なメンテナンスは欠かせませんし、固定資産税は毎年かかってきます。利用しなくなった住宅は空き家のまま放置するのではなく、「売る」「貸す」のどちらかを選択した方が、メリットがあります。
「売る」「貸す」のどちらを選択するとしても、持ち家の価値を知っておくことが必要ですので、まずは査定を受けてみましょう。
香里不動産では、無料で不動産査定を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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