2022年07月16日

購入時の注意 『建物の維持修繕はできていますか?』編

購入時の注意点

次は、②建物の維持修繕はできていますか?編です。

高額かつ必要不可欠な不動産は、よく車に例えられることがありますが、家は車とは違い車検のようなメンテナンスが義務化されておりません
つまり、メンテナンスをするかしないかは自由であり、中には全くメンテナンスされていない家もあるということです。

メンテナンスというのは
・屋根、外壁の塗装や(雨漏れ防止)
・バルコニーの防水塗装(雨漏れ防止)
・防蟻工事(シロアリの防止)
・水道配管のパッキン交換(水漏れ防止)
・その他劣化する箇所の交換修繕
※マンションの場合は修繕積立金の中から、管理組合がまとめて修繕を行います。(専有部分は除く)

特に注意が必要なのな、目に見えない箇所(屋根・床下など)です。
目に見えない箇所は、住んでいる売主様も異変には気付かない事があります
また異変が出た時にはすでに遅く、多大な費用が発生することもありますので注意が必要です。

では、どのような注意を行えばいいのか?
まずは内見時に「家の傾きはないか?」「床鳴りしていないか?」「外壁に亀裂がないか?」は最低限確認しましょう。できれば近くに高い建物(マンションなど)があれば登って屋根を見るのも良いでしょう。

その他には「ホームインスペクション(住宅診断)」を行うのも良いでしょう。
資格を持った者が家を診断して、住んだ後に起こり得るリスクを分析します。
ただ全ての不動産にホームインスペクションを行えれるわけではありません
販売不動産(仲介物件)の多くは、個人の方が所有されており、所有者様の同意がないと行うことができません。

当社では、家を売るお客様(売主様)に、「ホームインスペクション」にできるだけ同意いただけるように、中古住宅流通の大切さや、インスペクションの重要性を理解していただけるようなご説明を行なっております。

また、香里不動産では、「ホームインスペクション」を行なっている一級建築事務所のご紹介を行なっております。

お気軽にお問合せください。
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